ビジネスシーンでは「10営業日以内にご回答ください」「納品は30営業日後」といった表現をよく目にします。

この記事では、営業日の正しい数え方、日本の祝日を考慮した計算方法、そしてよくある疑問について詳しく解説します。

営業日とは?

営業日の定義

営業日とは、企業や官公庁が通常業務を行う日のことです。一般的に以下の日は営業日に含まれません:

  • 土曜日:週末休み
  • 日曜日:週末休み
  • 国民の祝日:法律で定められた休日
  • 振替休日:祝日が日曜日の場合の翌日
💡 ポイント

銀行や証券取引所では「銀行営業日」という独自の基準があります。年末年始(12/31〜1/3)も休業日となるため、金融機関との取引では注意が必要です。

「暦日」との違い

営業日と混同しやすい「暦日(れきじつ)」は、土日祝を含むすべての日を数えます。

種類 土日 祝日 使用例
営業日 除外 除外 「5営業日以内に発送」
暦日 含む 含む 「契約期間30日」

営業日の計算方法

基本的な計算手順

「○営業日後」を計算する手順は以下のとおりです:

  1. 起算日(基準日)を決める
  2. 翌日から数え始める
  3. 土日・祝日をスキップしながらカウント
  4. 目標の営業日数に達した日が結果

計算例:2026年1月6日から10営業日後

日付 曜日 祝日 カウント
1月6日 - 起算日
1月7日 - 1日目
1月8日 - 2日目
1月9日 - 3日目
1月10日 - (スキップ)
1月11日 - (スキップ)
1月12日 成人の日 (スキップ)
1月13日 - 4日目
... ... ... ...
1月20日 - 10日目
⚠️ 注意

起算日を含むかどうかは契約書や業界慣習によって異なります。重要な取引では必ず確認しましょう。

日本の祝日一覧(2024〜2026年)

営業日計算で考慮すべき日本の祝日をまとめました。

2024年の祝日

日付 祝日名 備考
1月1日(月)元日
1月8日(月)成人の日1月第2月曜
2月11日(日)建国記念の日
2月12日(月)振替休日
2月23日(金)天皇誕生日
3月20日(水)春分の日
4月29日(月)昭和の日
5月3日(金)憲法記念日
5月4日(土)みどりの日
5月5日(日)こどもの日
5月6日(月)振替休日
7月15日(月)海の日7月第3月曜
8月11日(日)山の日
8月12日(月)振替休日
9月16日(月)敬老の日9月第3月曜
9月22日(日)秋分の日
9月23日(月)振替休日
10月14日(月)スポーツの日10月第2月曜
11月3日(日)文化の日
11月4日(月)振替休日
11月23日(土)勤労感謝の日

2025年の祝日

日付 祝日名 備考
1月1日(水)元日
1月13日(月)成人の日1月第2月曜
2月11日(火)建国記念の日
2月23日(日)天皇誕生日
2月24日(月)振替休日
3月20日(木)春分の日
4月29日(火)昭和の日
5月3日(土)憲法記念日
5月4日(日)みどりの日
5月5日(月)こどもの日
5月6日(火)振替休日
7月21日(月)海の日7月第3月曜
8月11日(月)山の日
9月15日(月)敬老の日9月第3月曜
9月23日(火)秋分の日
10月13日(月)スポーツの日10月第2月曜
11月3日(月)文化の日
11月23日(日)勤労感謝の日
11月24日(月)振替休日

2026年の祝日

日付 祝日名 備考
1月1日(木)元日
1月12日(月)成人の日1月第2月曜
2月11日(水)建国記念の日
2月23日(月)天皇誕生日
3月20日(金)春分の日
4月29日(水)昭和の日
5月3日(日)憲法記念日
5月4日(月)みどりの日
5月5日(火)こどもの日
5月6日(水)振替休日
7月20日(月)海の日7月第3月曜
8月11日(火)山の日
9月21日(月)敬老の日9月第3月曜
9月22日(火)国民の休日祝日に挟まれた平日
9月23日(水)秋分の日
10月12日(月)スポーツの日10月第2月曜
11月3日(火)文化の日
11月23日(月)勤労感謝の日
📝 2026年の注目ポイント

9月は敬老の日と秋分の日に挟まれた22日が「国民の休日」となり、21日〜23日の3連休となります(シルバーウィーク)。

ビジネスシーンでの活用例

1. 納期・締め切りの管理

「10営業日以内に納品」といった期限を正確に把握することで、スケジュール管理が適切に行えます。

  • プロジェクトのマイルストーン設定
  • 外注先への発注・納品期限
  • 契約書の履行期限

2. 金融・支払い業務

銀行振込の着金日や手形の決済日は営業日ベースで計算されます。

  • 給与振込日の設定
  • 請求書の支払期限
  • 為替予約の決済日
💡 覚えておくと便利

銀行振込は15時以降の手続きは翌営業日扱いになることが多いです。月末が金曜日の場合、実際の着金は翌週月曜日になります。

3. 法的手続き・届出

行政への届出や法的な期限は「○営業日以内」と定められていることがあります。

  • 労働保険の届出
  • 税務署への申告
  • 許認可の申請期限

4. 勤怠・シフト管理

月の営業日数を把握することで、勤務日数の管理や有給休暇の計画が立てやすくなります。

暦日数 営業日数(2026年)
1月31日19日
2月28日19日
3月31日22日
4月30日21日
5月31日18日
6月30日22日
7月31日22日
8月31日20日
9月30日18日
10月31日22日
11月30日19日
12月31日22日

営業日計算のコツと注意点

よくある間違い

  1. 振替休日の見落とし:祝日が日曜日の場合、翌日の月曜日が休みになります
  2. 国民の休日の見落とし:祝日に挟まれた平日は休日になります
  3. 起算日のカウントミス:当日を含むか含まないかを確認しましょう
  4. 会社独自の休日:夏季休暇や年末年始休暇を忘れずに

確認すべきポイント

⚠️ 契約書で確認すべき事項
  • 「営業日」の定義(土日祝のみ除外か、年末年始等も含むか)
  • 起算日の扱い(当日含むか翌日からか)
  • 「以内」「まで」の解釈(当日を含むか)

業界・企業による違い

営業日の定義は業界や企業によって異なることがあります:

  • 銀行:銀行法に基づく銀行休業日(土日祝+12/31〜1/3)
  • 証券会社:取引所の営業日に準拠
  • 製造業:工場の稼働日(土曜が営業日の場合あり)
  • 小売・サービス業:店舗の営業日(土日祝も営業)

便利な計算ツールの活用

営業日計算は手作業だと面倒ですし、間違いやすいものです。計算ツールを活用すれば、以下のことが瞬時にできます:

  • ✅ 2つの日付間の営業日数を計算
  • ✅ 基準日から○営業日後の日付を計算
  • ✅ 月ごとの営業日数を確認
  • ✅ 会社独自の休日(カスタム休日)を設定
💡 おすすめの使い方

定期的な締め切り(月末締め翌月10営業日払いなど)は、年間分をまとめて計算しておくと便利です。

📆 営業日を瞬時に計算

Handy Boxの日付・営業日計算ツールなら、日本の祝日データを内蔵。日数計算、日付加算、カレンダー表示がこれ1つで完結します。

日付・営業日計算ツールを使う → シフト表作成ツール
この記事をシェア